なつかしい人

久木隧道

 <晴れのち曇り、夕立>

知り合いの編集者からメールが届いていた。いつも、どうしているのかなあと思っていたので、なつかしく、うれしい。すぐに返事を書く。


現在進行中の仕事に関して、Kさんから催促の電話。月曜には送れるようにしよう。


昼食後、ガスレンジをみがく。使うたびにちゃんと拭いていればいいのだが、いつも汚れてからそうじを始めるので、たいへんなのだ。


雨が降りそうなので、洗濯物を部屋に入れる。うちのベランダは、ベランダというより、物干し台という感じだなあ。



奈良出身のYさんはもうじき50歳。現在横浜に単身赴任中。横浜に住むまで、「隧道」という言葉を知らなかったそうだ。「“トンネル”でええやん」と言っていた。わたしに知ってたかと聞くので、「小学校のときから知っていました」と答えると、「ほお」と感心された。海のそばまで山が迫っているわたしの実家のあたりには、隧道は多い。循環バスも「隧道経由」などと書かれているので、なじみのある言葉だったのだ。



6時ごろ、風呂に入っていたら夕立。浴室で聞いていたラジオの音が聞こえないほどのざんざん降りだった。風呂から出ると、寝室がたいへんなことになっていた。窓を開け放していたので、カーテンや窓の張り出した部分がびしょ濡れだ。あぁあ。