風速7メートル。流される

森戸の夕景

 <晴れ>

ちょいとした二日酔い気味のまま、ベッドを出てカヌーにでかける準備。
fumi&midoが迎えに来て、カヌーを積み込んで森戸へ。

少し風が強いと思いながら菜島へ向かう。波に押し戻されそうになりながら、どうにか着く。バーベキューをしている人たちがたくさんいた。コーヒーを準備していたら、cobuがカヌーのハッチのフタを森戸海岸に忘れてきたと言い出し、ひとりでカヤックにのって取りに帰る。30分ほどで帰ってきた。風が強く、じっとしていると寒い。

波が高くなってきたので、森戸に戻ることに。漕いでも漕いでも、左へ流される。楽しむというより、早く浜に着くことだけを考えて漕ぐ。からだが傾き、5回ほど沈しそうになる。巡視艇がいたので、「いま沈しても、あの船に見つけてもらえるはず」とか、「沈したらまずスプレーカバーをはずすこと。パドルを流さないこと」と唱えながら漕ぐ。
防波堤にたたきつけられそうになる恐怖を味わいながら、どうにか上陸。50cmくらいのサメが打ち上げられて死んでいた。
fumi&mido、cobuの姿も見えず、もしかしてここは森戸じゃないのかもと不安になり、釣り船屋の人に、「ここはどこの浜ですか」と尋ねる。「森戸だけど」といわれ、安心。そうこうするうちにfumi&midoの乗った赤いカヤックが見えた。cobuが迎えに来てくれたので、大きくパドルを振って合図。疲れた。


艇を車に積み、艇庫に収めるものは収め、昼食。一番に行き、餃子と焼きそばやラーメン。満腹になって歩いていたら、名前を呼ばれる。店長がカブに乗って笑いながら走っていった。

うちに帰る。シャワーを浴びたりシュークリームを食べていると、cobuがサイフ、携帯、免許証をなくしたと言う。艇庫に置いたカヌーのハッチに入れたままだろうと、再び4人で森戸へ。無事に見つかる。

いったんふたりと別れ、帰宅。自転車に乗り換えて、食彩堂へ。忙しそうで、料理が出てくるまで時間がかかったが、何を食べてもおいしい。3時間半も居座ってしまった。みんなはワインを飲んだが、わたしはずっとジャスミン茶。夕食を外で食べるときにお酒を飲まなかったのは初めてかかも。

家に帰って調べたら、風速は7メートルだったらしい。腕が痛い。