野菊ちゃん

一色海岸

 <晴れ、雷雨、曇り>

涼しくて気持ちよい昼間。そして夕方雷雨。声が聞こえないほどの激しい降り。雨が上がったら夕焼けも見えた。忙しい天気。

Yちゃんと待ち合わせて、葉山へ。一色のブルームーンでお昼を食べる。わたしはチャイニーズポークボウルという、豚肉を中華風スパイスをきかせて焼いたものとゴーヤがのった丼。おいしい。量もたっぷり。Yちゃんはタコライス。少しもらう。こっちもおいしい。

涼しい風が抜ける海の家は、眠たくなるほどいい気持ち。浜にはまだ人も少ない。寝そべっているのは夫婦らしい1組だけ。ボディボードの人、遠くにはカヤックもいた。

 

1時過ぎにNさんのアトリエへ。DMの宛名シールはりと切手はりをしていたらkuukoさんもやってきた。4人で切手をはりながらおしゃべり。次はNさんの制作のお手伝い。刺繍糸をちくちく刺す。Yちゃん、上手。仕事も速い。そうこうするうちにkuukoさんは嵐のように帰っていった。途中、芋ようかんを食べたりしながら、5時過ぎまでちくちく作業。ああ、野麦峠か、女工哀史かのようにこき使われる。というのはうそです。
すると雷雨。雨がやむのを待って、Nさんの車で稲村ガ崎へ。「水平線」というギャラリーと作業場をあわせたような空間。江ノ電の線路を渡って階段を上ったところにあるので、昼間ならとても見晴らしがよさそうな場所だった。残念ながら景色は見えないが、波の音がすぐ近くで聞こえる。今後、ワークショップとして新しい展開があるかもしれない。

鎌倉の小町通りでラーメンと餃子。食べ終わって店を出ると、Nさんに「今日は『NさんとYちゃんとラーメンを食べました』と日記に書くんだろう」といわれる。おっしゃるとおり。
車で送ってもらい、9時過ぎに帰宅。

アトリエで「伯父さんはマーガレットの花びらをプロペラにして飛んだ」と「夾竹桃の花が揺れる頃に」を購入。「マーガレット」にはサインをしてもらう。


そうだ。Yちゃんのことはこれから野菊ちゃんと呼ぼう。