だらりと過ごす

 <曇り、雨>

夜、長い時間ではないが大雨が降る。


Tさんよりホタテをいただく。カラ付きの大きなもの12個。夜、バター焼きとパスタにして食べる。きのうから家ではお酒を飲まないことにしたので、赤ワインの誘惑に負けず、冷たい緑茶を飲みながら食べる。

食べているとき、雨が強く降ってきた。しばらくすると、ぼん、ぼん、ぼぼぼん、ばし、という音が聞こえてきた。途切れ途切れに、音はずっと続く。だれかが小石を窓に投げているような音。ひとりで見に行くのが怖い。cobuは「食べ終わるまで待ってよ」と言う。だから食べ終わっていっしょにそっと見に行く。ホタテが入っていた発泡スチロールを伏せておいていたところに、大きな水滴がときどき落ちて立てる音だった。ああ驚いた。