茫漠と過ごす

　＜曇り、夜雨＞

明け方4時ごろ、寒くて目が覚める。跳ね除けていたタオルケットを引き寄せて全身にかけるが、それでも寒い。窓を閉めればいいのだが、立ち上がるのが面倒でそのまま寝た。そのときは、風邪を引かないようにするより眠気のほうが勝っていた。よかった、風邪引かなくて。

調べ物などをする。脳が酸素不足なのかなぁ、一日中ぼんやりとしていた。

トイレの壁を小さな虫が這っていて、ゴキブリかと思った。よく見るとスズムシみたいなかたち。キッキッキと小さな音で鳴き始めた。そういえばこの夏は、ゴキブリもムカデもゲジゲジも、まだ出現していない。このまま出ないでおくれ。

　夜の練習、ティッシュでミュート

買ってから、なんとなくちょっとの間寝かせておいた「東京タワー」を読んでいる。