朝ごはんはケーキ3個

大磯の小道

 <晴れ>

よく晴れた。きのうより幾分しのぎやすいが、日焼け止めは欠かせない。


7時半ごろに家を出なくてはいけないので、5時半に起きようと目覚ましをかけて寝た。でも目覚ましが鳴る前、5時過ぎに目が覚めた。そのためか、何杯コーヒーを飲んでも、一日じゅう眠かったなあ。


今日も大磯、平塚。早めに着いたので、歩いたことのない道を歩いてみた。大磯にはいい小道がたくさんあるのだなあ。


今日の朝食はクレームベニーユ、バレンシアのムース、フロマージュプレミエ。おなかが一杯で冷や汗が出たほど。モンブランもすすめられたが、ありがたくお断りする。さすがに昼時になっても空腹にならず。
2時ごろ小腹が空いたので、花水ラオシャンというところに連れて行ってもらい、タンメンを食べる。いわゆる野菜タンメンではなく、トッピングは生の粗みじんに切ったたまねぎのみ。スープは酸っぱい。好みでラー油をかける。初めての味。驚きの350円。クセになりそう。次は餃子も食べてみたい。


仕事の途中、みょうに空き時間ができたりして、手持ち無沙汰。OSC湘南シティに寄って、金魚やクワガタや犬を見る。


集合住宅の中庭まで戻ったら、5歳、3歳、1歳ぐらいの女の子が3人、毬投げをして遊んでいた。ひとりが「こんにちは」と近づいてきたので、イヤホンをはずして「こんにちは」と答えた。「いま、耳からはずしたの、なに?」「音楽聴いてたの。聴く?」と言うとうなずいたので、片耳にイヤホンを当ててあげる。
「あ、ほんとだ。音楽だ」「わたしも」と言う子の耳にも当てる。彼女がうんうんとうなずく。いちばん小さな女の子の耳にも当てると、「ふーん」と笑う。うちの隣の玄関の横の赤い花を摘んで、花のお尻を吸う。「甘いよ。この花、だれの?」「ここのおうちの人のだよ」と答えると、「ふーん」と言いながらまた摘んで、また吸う。
わたしが玄関を開けるとなかに自転車をおいているのを見つけたいちばん小さい子が、「あ、バイシクーだ。銀色のバイシクーだ。バイシクーでしょ、これ」とうれしそうに言う。バイシクーか。
「晩御飯、決めた?」「ううん、まだ」「じゃあねえ、カレーにすれば。カレーは簡単だから」と年長さんが教えてくれた。「トンカツでもいいよね」「トンカツかあ。いまトンカツのお肉がないからなあ」と言うと、「そうなんだ」と笑ってた。