これがわたしの好きな道

今日はわたしがときどき歩く道をご紹介します。逗子の久木の秘境(?)までの散歩道です。


逗子駅の北口(小さいほうの改札)から少し鎌倉方面に歩きます。5〜6分ほどの新聞店を右に。



 
さっそくここで寄り道です。ここはOVEN’S(オーブンズ)というパンと焼き菓子の店。朝8時から開いています(18時まで。毎週木曜と第2・第4水曜休み、046-872-1352)。こちらのパンはどれを食べても、ほんとうにおいしいですよ。わたしはなかでもピザ風のフォカッチャとバターをはさんで焼いたというバタールが好きです。散歩の休憩用にいくつかパンを買います。
※たくさんのhttp://www.geocities.jp/zusitto/index.htmlhttp://www.geocities.jp/zusitto/kaeru.htmlにも紹介されています。




久木神社、久木小学校の裏手を進みます。そして松坂屋さんが見えたら、ここを左折します。この店はコンビニのないこのあたりのオアシス。高級アイスクリームから新鮮野菜や果物、豆腐などなんでもござれのミニスーパーです。自動販売機もたくさん並んでいるので、ここで飲み物を買ってもいいかも。




 
緑の多い住宅街を道なりに歩くと、やがて久木せせらぎ遊歩道の入り口が現れます。




写真ではわかりにくいですが、右側の緑色はせせらぎに群生したクレソン。花が咲いていて、蝶々が何匹も飛んでいました。クレソンは汚れた水には自生しないので、ここの水はきれいなんだろうと思います(クレソン採取は禁止されてますよ)。



 クレソンの花です
 
草が生い茂り、草好きにはたまりません。




しばらく遊歩道を歩くと、広い畑が現れ、急に視界が開けます。



 湧き水も

7月ぐらいまでなら、久木せせらぎで蛍が見られるかもしれません。





そしていよいよ久木大池公園の入り口に到着。




ここは公園というより自然の地形を生かした憩いの場所。鬱蒼とした木々に囲まれて、大きな池がふたつあります。その周りをぐるりと遊歩道が通っています。池の周りに手すりのある遊歩道がありますが、それ以外は自然のままといった趣。ゆっくり歩いても20分ぐらいで一周できます。いつ来てもほとんど人がいないので、独り占め気分も味わえます。この写真を撮ったのは土曜のお昼前でしたが、お散歩らしきひとりの方としかすれ違いませんでした。



 
いまの時期はアジサイがいたるところから顔をのぞかせてくれます。




 亀ものんびり、平泳ぎちゅう
 鯉もゆっくり泳いでいます



そうそう、カワセミや鴨の姿も見えました。また、トンボがたくさん水面を飛んでいたので、産卵しているのかもしれません。



  ホタルブクロも群生



 オーブンズのパンを出して、東屋でひと休み。




やまなみルート入り口。こっちを抜けると十二所(じゅうにそ)果樹園や朝比奈の切り通しのほうへ行くルートらしい。そのうち歩いてみましょう。




奥の池には睡蓮が。ピンク色の蓮の花が咲いています。前に来たとき、がんちゃんが「モネの世界みたい」って言ってたなあ。




ハイランド方面に抜けるには、最後がちょっとだけ急です。この階段を上がりきると、静かな住宅街に出ます。全行程約1時間の散歩でした。
静寂、森林のフィトンチッド、草のアロマ、たっぷりのマイナスイオン。歩くと元気になれる散歩道です。友達を案内したら、「逗子にこんなところがあったなんて」とみんなびっくりしていました。




さて、階段を上ったら久木8丁目の住宅街に出ます。歩き疲れていたなら、近くにある西友前のバス停からバスに乗って逗子駅まで戻ってもいいかもしれませんね。



※写真を撮ったのは6月16日の午前です。花や草の様子は少し変わっているかもしれません。

※未確認なのですが、池に熱帯系の魚を見たような気がしました。もしかしてブルーギル? いい加減なことはいえませんが、小さな秘境の生態系が変わらないことを祈ります。

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