ゆすらうめ

花が開いてきた

 <晴れ>

15度ぐらい。



小さな庭にも春が来ている。ゆすらうめの花がほころび始めた。今年も実がいっぱいつくだろう。



小説を読み返すことはあまりないし、SFじたい、あまり読むことがない。でも「夏への扉」だけは、なんどか読み返している。今日も本棚においているこの本に目が行って手にとって、また読み始めた。わたしが持っているのは昭和62年の21刷版。表紙はぼろぼろで、ページは変色している。いま本屋に並んでいるのより文字も小さく行間も狭い。裏表紙の紹介文がいいんだよな。それと、表紙に惹かれて買ったのだった。

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))