東京熱波

 <晴れ>

今年いちばん暑いと思った日。



先週の視野検査の結果を聞きに病院へ。異状なしということでひと安心。その後、眼底検査をするため、瞳孔をひらく目薬を点す。今日は眼底検査をするとは思わなかったので、サングラスを持っていなかった。外に出るとまぶしい日差しで露出が合わない。



瞳孔は2時間ぐらいでもとに戻るということなので、永井さんの個展が開かれている青山へ。着くころには点眼から2時間以上経っているので大丈夫と思ったが、地下鉄を降りて地上に出たら目の前が真っ白だった。信号が青なのか赤なのかもわからず、人が歩いているので横断できるのだろうという感じ。ベルコモンズがどこにあるのかもわからない。持っていた地図の文字もかすんで読めない。何度か行ったことがあるギャラリーなので、なんとかたどり着く。そしてそんな状況が、ちょっとおもしろい。
残念ながら永井さんにはお会いできず。涼しい画廊でお茶をいただきながら少し休むうちに、目がだんだん見えるようになった。空いていたので近づいたり離れたり、作品をゆっくりじっくりと拝見することができました。
帰りは渋谷まで日陰を探しながらぶらぶらと歩く。



cobu母から届いた短冊。句会で優秀をいただいたという「生きて来て今を大事に冷奴」。