暑さふたたび <晴れ>

トンビ舞う

きのうと比べるとかなり気温が高い朝。とはいっても、エアコンをつけるほどでもないので、窓を開け放して風をいれる。目の前の小山から、風が吹きおろしてくるようだ。この小山は一見したところ道などなさそうだが、入っていくことはできるのだろうか。春にはところどころに桜の木が花を咲かせ、梅雨前にはところどころに紫陽花が、いびつな水玉模様のように咲いている。夏の終わりのいまは、一面の緑。そのうちカブレ対策などをして、分け入ってみようか。

神武寺に住んでいる友人は、ムカデ、ゲジゲジ、アリに悩まされているらしい。材木座の友人は、セミが近くで大合唱をするため、落ち着かずにイライラさせられているらしい。
うちはというと、ムカデとアリ。植木鉢の周りには小さなアリがいっぱいいる。夕べは壁になにかがいるのでメガネをかけてよく見ると、巨大なアリ。それはそれは黒々としたアリがいた。チラシをうまくすべりこませて外に運び出すことができた。
神武寺でも、材木座でも、そしてわが家でも、幸福なことにゴキブリは目にすることがない。ゴキブリは気持ちが悪いけど、見ないふりをすることもできる。でもムカデはそうはいかない。なんとしても家の中にいてもらっては困るのだ。1匹出ると、必ずもう1匹いると聞いたことがある。ムカデは夫婦で行動しているかららしい。
虫ではないが、夜中、実家の玄関に小さなイモリがいて、びっくりした。

「お盆で店を休み、休み明けに回収に回ると、ワイシャツがいつもの倍近く集まった。ぜんぶで1000枚以上。ところが1日に洗える枚数は、どんなにがんばっても400枚。だから間に合わないお客さんもいて、申し訳ない。来年からは夏休みは時期をずらして取ろうと思う」
うちの分も7枚のうち1枚しか戻ってこなかった。




午後からまじめになって原稿を書く。

編集者のSさんから電話があった。以前に私が手伝った本が、やっと出るとのこと。私の手を離れてからどうなったのかわからず気になっていたのだが、これでやっと日の目を見る。ギャラは期待できないが、臨時ボーナスだと思うことにする。9月の半ばにお互いのスケジュールが合いそうなので、そのギャラでおいしいものを食べようと約束する。

アボカドについていろいろネットで検索していたら、なんだかとても食べたくなった。明日、買いにいこう。アボカドとえびのかき揚げ、アボカドとマグロの和風サラダ、アボカドトーストなど、おいしそう。シンプルにしょう油だけつけて食べる刺身風もいい。