長屋懇親会

 <晴れ>

晴れて暑いが、秋の気配は確実に感じる。

午後からウクレレレッスン。今日の生徒は5人と見学がひとり。イベントも終わり、集まりが悪いようだ。前回のレッスンは、レッスン後に打ち上げが控えており、浮かれ気分だったので、わたしも今日から再レッスンという気分で望む。これまでの復習を数曲。そしてノホパイパイのソロを練習する。

帰りにアイスを買おうとコンビニに入ったら、おでんが始まっていた。おでんのにおいで、秋が近づいてきていることを思う。



夕方からは長屋の懇親会。中庭に集合だ。役員さんたちが、焼きそば、焼き鳥、おむすび、スイートポテト、鳩サブレなどを用意してくれた。とくに出し物があるわけでもなく、それぞれにおしゃべりをはずませる。メインイベントは子どもたちの西瓜割り。小さい子は目隠しをせずに。小学生低学年は目隠しをして。高学年のお兄ちゃんは、目隠しして3回まわされていた。みんな失敗したので、最後におとなの男の人が目隠しをして10回まわって、挑戦。でも、割れず。最後に目隠しをしない子どもたちが順々に竹刀を振り下ろして割っていった。切り分けてもらって、みんなで一切れずついただく。

西瓜割り。右、右、だめ、もっと左。一歩下がって。みんなで大きく声をかける。ときどきウソを言う人がいる。西瓜のそばで手をたたいてあげるひとがいる。西瓜割り。いつ以来かなあ。


今日はいろいろおもしろい話を聞いた。
この長屋の自治会で、昔ヨットをつくって逗子海岸で乗っていたこと。ちゃんとクス玉も作って進水式をしたそうだ。
ソフトボールチームもあって、小坪の漁師チームや商店街の店主チームに、長屋サラリーマンチームが乱闘で勝ったこともあるらしい。

戦前、風呂の戸を海に浮かべて、ボディボードみたいに乗っていたこと。フルブライトの第3期留学生になったという人は、カリフォルニアのことをキャリフォオニャと言い、ナイアガラまでジョギングして、帰りはヒッチハイクドキュメンタリー映画の監督をしていて、いくつも賞をとったことも、今日初めて知った。

いろんな人が住んでいる。もっと話を聞いてみたいと思った。