みかん
<晴れ>
明るい日。日が長くなって、外で遊ぶ子どもたちの声が18時ぐらいまで聞こえてくる。
シワシワになっていたみかんを半分に切って、月桂樹の枝に刺す。メジロやヒヨドリやオナガが来ないかと思っていたが、昼ごろそっとカーテンを開けると、ムクドリみたいなのが数羽、バサッと飛び立つところだった。あっという間にあらかた食べていた。
ユリやミントが少しずつ育っている。
このところほとんど毎朝、お茶を煎じてから魔法瓶に移している。魔法瓶を流し台の横に置いてヤカンで注いでいたが、あるときヤカンの底をぶつけてしまってこぼしそうになった。熱湯で大ヤケドをするとたいへんなので、以来、必ず魔法瓶を片手で押さえ、もう片方の手でヤカンを持って注ぐようにしている。