東京駅で迷う

 <晴れ、のち曇り>

やっぱりまだ暑い。



午後から仕事の打ち合わせで都内へ。おっとその前に、打ち合わせ用の資料を作らなければと、いままでにやってたことを午前中にまとめ、どうにか形にする。ほぅと一息ついたところで、名刺がなくなりそうなことに気づいた。今日、初めて会う人がいるので、必要なのだった。前のデータは消えているので、イラストレーターで急ごしらえ。5分でつくったわりには、まあまあ、かな。



打ち合わせは無事に終わり、帰り道。東京駅をぼんやりと歩いていたら、横須賀線がどこかわからない。あれ、さっきここ、歩いたなどと思いながら、逗子の友人数人にメールで「横須賀線が見つからない」と送ったら、いろいろと返事が返ってきて、なんかうれしいのだった。そうこうするうちに無事に見つかり、乗る。しかし車内があまりに寒くて震える。1時間は長い。太ってて皮膚温の高い人が隣に座ってくれないだろうかと、本気で願った。空いてるのにエアコンを目いっぱい効かせるって、どういうことさ。



  
  

オシロイバナはよく見ると、トロピカルな風貌をしている。近所でジンジャーの花が咲き始めた。甘くてやさしい香りを漂わせている。近くを歩くたびに鼻をぴくぴくとさせて吸い込む。