鰻と満月

 <晴れ、のち雷雨、のち晴れ>

暑かった。


LUNAさん、fuucaちゃんと待ち合わせて、鎌倉の鰻の老舗、つるやさんへ。まずは白焼きから。何年か前に、やはりみんなで行った大磯の鰻屋さんで、「白焼きは塩とレモンで白ワイン」とLUNAさんから教わり、以来、塩がおいしい。ここではレモンはなかったけど、白焼きは塩と白ワインで。突き出しの骨せんべいもおいしい。つやつやのお重と肝吸い。夏バテには鰻だね。夏バテしてないけど。



食べ終わろうかというころ、雷の音が聞こえてきた。まもなく雨も激しく降り始める。窓の外を見ると、長谷方面に稲妻がびかびか走っている。風で窓が揺れるほど。とても出られないので、つるやさんに甘えてしばらく雨宿り。江ノ電小田急が止まっているという情報も入ってくる。一瞬、停電も。怖い怖い。いやあこれはひとりで家にいたら泣きそうになっていたかも。
そうこうするうちに雷が聞こえなくなり、雨も上がる。ほんの短いあいだの嵐のような空。びっくりしたなあ。


雨も上がったことだし、そのまま歩いて鎌倉惣菜の満月バーへ。雨宿りをした人がそのまま残っているようで、大混雑。どうにかカウンターに場所を確保して、ワインをいただく。おいしそうなメニューがあったけど、鰻で満腹なので料理は次回にしようとワインだけ。


そして外に出たら、雨上がりの満月。ぼんやりとしか撮れてないけれど。



人身事故でかなり遅れた横須賀線で帰宅。